うちなーぐち講座行ってきた!間違いだらけの「うちなーぐち(しまくぅとぅば)編」
目次
久しぶりのうちなーぐち講座
こんにちは。久しぶりにうちなーぐち講座に行きました。
生まれも育ちも沖縄の私にとって、身近な言語である「うちなーぐち」(しまくぅとうばとも言います)ですが、まだまだ知らないことだらけです。しかも奥が深い。
うちなーぐち講座に通っていると、今、使われているうちなーぐちが間違いだらけであるということがよく分かります。
絶滅しつつある「うちなーぐち」後世に残すために私たちが、もっともっと勉強しなければ・・・。
「いらっしゃいませ」は、「めんそーれ」ではない?
今日も「めんそーれ」の意味は「いらっしゃいませ」
ではないと言うことの確認。
全国的に有名なっている「めんそーれ」といううちなーぐち。
実は、上記の通り、うちなーぐちで 「いらっしゃいませ」は、
「めんそーれ」ではないという事実😱
うちなーぐちに誇りを持ち、うちなーぐちの復活を願っている
先生からすると、間違いだらけのうちなーぐちは
残念でしょうがないと思います。
さて、問題のめんそーれですが、訳をすると、
「いらっしゃいよ。」
目上の人が家族や知人を招き入れる時に使う言葉で、
他人に使う丁寧なことばではないとの事です。
魚屋とかお寿司屋とかが、「いらっしゃい!」と威勢の
よいあいさつをするイメージで捉えたらいいのではないでしょうか?
正しいうちなーぐちの「いらっしゃいませ」だと
「いめんしぇーびり」
「いらっしゃい」の丁寧語で「いらっしゃいませ」
になります。
全国的に有名になっている「めんそーれ」と言うことば、
今から変えるのはなかなか難しいでしょうね 。
沖縄に観光に来ると那覇空港で『めんそーれ』で歓迎され、
街中も「めんそーれ」だらけですからね。
うちなーぐちを勉強していると、造語をうちなーぐちと勘違い
している若者が多いことが分かります。
いわゆる、うちなーやまとぅぐちで、お年寄りが使っている
「うちなーぐち」とは全然違います。
うちなーぐちの数の数え方で、1.2.3…は、「てぃーち」「たーち」「みぃーち」ではない。
数の数え方でよく使うのが、
てぃーち、たーち、みーち、ゆーち、いちち、むーち、ななち、やーち、くくぬち、とぅーという数え方ですが、
これは、1つ、2つ、3つ…のことで、1、2、3…ではない。
なので、うちなーぐち体操のてぃーち、たーち、みーち🎼は、
いち、にー、さん、しーではなくて、ひとつ、ふたつ、みっつとカウントしていることになるそうです。
では、1.2.3.4.をうちなーぐちに直すと…。
1.2.3.4は、うちなーぐちでもいち、にー、さん、しーで同じだそうです。
そのあとの5〜10までは、ぐー、るく、しち、はち、くー、とぅーとなります。
まとめ
うちなーぐち講座に通っていると
まだまだおかしな「うちなーぐち」がたくさんあります。
間違いを間違いだと知らずに伝えてしまっています。
私たちが勉強して昔ながらの本物の「うちなーぐち」
を子供たちに伝えていきたいですね!
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