公衆電話は災害時には優先的に繋がりしかも無料!携帯電話世代の子供たちにも教えてあげよう!
こんにちは。
必ず起こると言われている巨大地震。
いつきてもいいように備えておかなければいけません。
いつ、どこで起こるか分からない災害!
家族が一緒にいる時であればいいのですが、
職場や学校に行っている間だと家族が無事かどうか、
どこで落ち合うか気になると思います。
避難場所の確認や、バラバラになった場合、落ち合う場所など
家族で話し合っていますか?
災害時の連絡手段として便利な公衆電話。
携帯電話世代の子供たち、公衆電話の使い方を知らない子供もいるようです。
災害時に無料でかつ優先的につながる公衆電話。
いつ来るか分からない災害です。
子供達に公衆電話の使い方や安否確認の仕方などを
親子で話し合いましょう!
目次
災害時の公衆電話が便利なわけ
今や、小学生まで携帯電話を持っている時代、
災害時もいつも通りに使えたら連絡取り合えるんですけどね。
でも便利な携帯電話も災害時は使えません。
なぜなら、一斉にかけると
消防や救急車などにもかけられなくなるため、通信規制が行われます。
もちろん、消防署や警察署にはかけられますよ。
そこで大活躍するのが、公衆電話!
携帯電話が普及して
「公衆電話使う人いるの?」と
思うくらい公衆電話の存在が薄れてきています。
でもこの公衆電話、災害時には、無料になり、優先的に繋がるので、
一度、どこにあるか家族で場所の確認をした方が良さそうですよ。
以前と、比べて公衆電話の数も減って来て、見つけるのも一苦労です。
しかも、公衆電話を使ったことのない小学生もいるとか・・・。
今一度、家族で話合い、避難場所や公衆電話のある場所の確認など
いつ災害が起きてもいいように、備えておきましょう!
特殊公衆電話って何?
携帯電話の普及によって、街中でも公衆電話を見かけなくなりました。
公衆電話を使う事がなくなった事で意識して
見ることがなくなったせいかも知れません。
子供が小学生の頃は、テレフォンカードを持たせ、
学校や塾などの連絡手段として公衆電話を利用していました。
中学生になると連絡手段も携帯電話に変わり、
いつの間にか、公衆電話の存在を忘れていました。
今では、小学生までも携帯電話を持っています。
この30年間の間に約75万台もの公衆電話が姿を消しました。
今では、月に1〜2回しか利用されない公衆電話もあるそうです。
しかし、そんな中でも設置台数を伸ばしている公衆電話が
「特設公衆電話」です。災害時に避難所などに設置され、通信手段を確保するための
公衆電話です。
災害時は、警察や消防などの通信を守るために通信制限が行われます。
その影響を受けずに、優先的に通話ができます。
現在、小学校や中学校、公民館など避難場所となる施設、多くの帰宅困難者が予想されるオフィスビル、ホテル、駅、集会所などに設置されています。
「家族の無事が確認できた」「被災地の親戚と連絡が取れた」。大震災を機に、公衆電話の役割が見直されたことで、特設公衆電話の事前設置を検討する自治体は増加していったという。「避難所を回って設置するのは手間がかかる。災害時に即座に使えるようにするため、自治体と協力して設置を進めている」(NTT東・災害対策室の服部健二氏)。
現在、ほとんどの人が通信手段として、携帯電話、スマートフォンを利用する時代です。
普段は見向きもされない公衆電話ですが、災害時の通信手段として
見直されて来た公衆電話、近いうちにおきると言われている直下型地震に備えて、
家族、親子で公衆電話の災害時の利用について話し合って見るのも良いのではないでしょうか?
伝言ダイヤル
災害用伝言ダイヤル(171)の利用方法
災害時に、固定電話、携帯電話・PHS等の電話番号宛に安否情報(伝言)を音声で録音(登録)し、全国からその音声を再生(確認)することができます。
操作手順
1 7 1 をダイヤルします。
ガイダンスに従って、録音の場合は 1 を、再生の場合は 2 をダイヤルします。
(暗証番号を付けて録音・再生を行うこともできます。)
ガイダンスに従って、連絡をとりたい方の電話番号をダイヤルします。
(03等の市外局番で始まる電話番号の場合、市外局番から ダイヤルします。)
伝言を録音・再生することができます。
利用できる電話災害用伝言ダイヤルは、加入電話(プッシュ回線、ダイヤル回線)、公衆電話、ISDN、携帯電話・PHS、IP電話から利用可能です。(詳細はご利用の電話会社にお問い合わせください。)
ただし、伝言の録音・再生は、被災地の方の電話番号宛に行う必要があり、この電話番号は03等の市外局番で始まる電話番号、携帯電話・PHSの電話番号、IP電話の電話番号が対象です。<利用イメージ>
注意点
伝言録音時間は、1伝言当たり30秒以内です。
1電話番号当たり、1~20伝言まで登録できます。(登録できる伝言数を超えると、古い伝言から削除されます。)
伝言の保存時間は、登録してから災害用伝言ダイヤル(171)の提供期間が終了するまでであり、保存時間を過ぎると消去されます。(体験利用時は体験利用期間終了後に消去されます。)
登録された伝言は保存期間経過後に消去される以外の方法で削除することはできません。
災害用伝言ダイヤルを運営しているNTT(東西)の提供する加入電話、ISDN、公衆電話、ひかり電話から伝言を録音・再生する場合の通話料は無料です。(その他の事業者の電話、携帯電話やPHSから発信する場合の通話料の有無等については各事業者にお問い合わせください。)
提供開始時に、NTT(東西)が状況に応じて登録できる電話番号、伝言録音時間や伝言保存期間等の運用方法・提供条件を設定し、テレビ・ラジオ・インターネット等を通じて告知されます。
災害用伝言ダイヤル(171)は、NTT(東西)が別に提供している「災害用伝言板(web171)」と連携しているため、それぞれで登録された伝言内容を、相互に確認ができます。
参考リンク災害用伝言ダイヤルの詳細については、運営しているNTT(東西)のページをご覧ください。
NTT http://www.ntt.co.jp/saitai/171.html別ウィンドウで開きます
NTT東日本 http://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/別ウィンドウで開きます
NTT西日本 http://www.ntt-west.co.jp/dengon/別ウィンドウで開きます
災害用伝言板の利用方法携帯電話・PHSのインターネット接続機能で、被災地の方が伝言を文字によって登録し、携帯電話・PHS番号をもとにして全国から伝言を確認できます。(スマートフォンでのご利用については、各社のページでご確認下さい。)
伝言の登録方法
携帯電話・PHSから災害用伝言板にアクセスします。
(災害時は各社の公式サイトのトップ画面に災害用伝言板の案内が表示されます。体験利用の際はメニューリスト内からアクセスしてください。)
「災害用伝言板」の中の「登録」を選択します。
(登録は被災地域内の携帯電話・PHSからのアクセスのみが可能です。)
現在の状態について「無事です。」等の選択肢から選び、任意で100文字以内のコメントを入力します。
(状態の複数選択や、コメントのみの利用も可能です。)
最後に「登録」を押して、伝言板への登録が完了となります。
伝言の確認方法災害用伝言板にアクセスします。
(伝言の確認はPC等からも行うことができます。)「災害用伝言板」の中の「確認」を選択します。
(確認は全国からのアクセスが可能です。)
安否を確認したい方の携帯電話・PHS番号を入力し「検索」を押します。
伝言一覧が表示されますので、詳細を確認したい伝言を選択してください。
注意点1電話番号当たり、最大10伝言まで登録できます。
(10件を超える伝言は古いものから上書きされます。)
伝言の保存期間は、1つの災害での災害用伝言板を終了するまでです。
災害用伝言板の利用料・パケット通信料は無料です。
(他社の災害用伝言板のアクセスにはパケット通信料が必要です。)
提供の開始、登録可能地域等の運用方法については、状況に応じて各電気通信事業者が設定し、テレビやラジオ、インターネットで告知されます。
携帯電話・PHSの各事業者及びNTT東西の災害用伝言板を横断して検索できる機能の提供が開始されました。参考:電気通信事業者協会の報道発表(2012年8月29日)別ウィンドウで開きます)
SNSは繋がりやすい?
スマートフォンを利用している人であれば、
ライン、ツイッター、フェイスブックなどのSNS使っている人多いですよね。
SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)は、
災害時の安否確認などの手段として有効のようです。
熊本地震の時、携帯大手3社は、地震生直後から電話回線が混乱し、
繋がりにくくなりましたが、ラインやツイッターなどの
SNSの通信はほぼ可能でだったようです。
熊本地震でも情報発信が注目されたツイッター、速効性や拡散力があり、
災害対策のツールとして利用しましょう!
また、電話が繋がらない状態の時に既読の印がつくラインは
短時間で安否確認ができるということでかなり使えるのではないかと思います。
豆知識
災害時じゃなくても、
外出時、事故に遭遇して救急車や警察を呼ばないといけない場合、
場所を正確に伝えることができますか?
一刻を争う時なら正確な住所を教えてあげなければ行けませんよね。
もし知らない場所だった場合どうしますか?
そういう時は、一番近い電柱を探してください。
電柱には必ず住所が表示されています。
それを教えてあげればいいのです。
まとめ
最近、私の住む沖縄も地震が多くなって来ました。
以前は、沖縄は火山帯がないので地震はないと言われていました。
確かに、学生のころは、大きな地震の記憶はありません。
学生の頃だと確か一番大きな地震は、沖縄ではなく
東京で体験した震度4です。驚いて下宿先を飛び出した覚えがあります。
本土では、震度4くらいはよくあるんですよね。
あと記憶に残っているのは、東日本大震災の前に年だったと思いますが、
沖縄でも震度5がありました。
沖縄は火山帯による地震はないと思いますが、
フィリッピンプレートによる地震があることが分かりました。
まわりを海で囲まれている沖縄は津波の被害も心配されます。
子供達も大きくなり、行動範囲も広くなっているので、
もう一度、災害についての情報を確認しながら、親子で話し合いたいと思っています。
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